◆校訓

 「進取・誠実・実践」・・・自ら進んで真面目に行動する子どもの育成

◆教育目標

  • 自立した生徒の育成
    基礎学力・技能を定着させ、個性・能力の伸長を図り、創造的・主体的に行動できる生徒の育成

  • 心優しい生徒の育成
    豊かな心を育て、互いの生命や人格を尊重し、社会の一員であることを自覚し行動できる生徒の育成

  • 逞しく生きる生徒の育成
    基本的な生活習慣を確立し、健康管理と体力の向上に努め、困難に負けない逞しい精神力をもった生徒の育成

◆学校重点目標

  1. 生徒の自己肯定感、自己有用感を高める取組の推進(発達支持的生徒指導の充実)

  2. 生徒が様々な人権課題に目を向け、正しい知識に基づいた行動ができるよう人権教育の推進

  3. 防災教育の推進

 

新年度がスタートします

 

令和6年度は学級数が1年生10クラス、2年生8クラス、3年生9クラス、支援学級5クラスの吹田市で一番大きな中学校となりました。生徒数はついに1000人を超えました。3学年そろって体育館に入ることができなかったり、部活動でも体育館、グランドが窮屈だったりするかもしれませんが、人数が多いことのメリットもたくさんあります。教職員全体で生徒一人ひとりの成長を考え、丁寧にかかわっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて今年度、千里丘中学校では「生徒に高めてほしい力」を設定しました。

1つ目は、自分自身を高めていく力「つきつめる力」です。学校生活の様々な場面で失敗を恐れず挑戦したり、知りたいことや分からないことを自ら探求したり、現状からよりよくするために自分なりに工夫したりできるように意識してがんばってみましょう。

2つ目は自分と向き合い「つづける力」です。やるべきことを最後までやり抜くこと、あきらめずに今できることを見つけて自分からやること。そういった力を高めてほしいと思っています。

3つ目は他者と「つながる力」です。困ったときに自らコミュニケーションをとりにいけたり、目標に向かって他者と一緒に進んでいける力です。

授業をはじめ、学校生活のあらゆる場面でこの3つの力を高める取組を行っていきます。皆さんもこれらの力(非認知能力)を高められるよう意識して学校生活を過ごしてほしいと思います。

これからの社会は変化が激しく、予測困難な時代です。その中で自分らしさを発揮し、充実した生活を送るためには、知識などの数値化しやすい力(認知能力)だけではなく、人間性などの数値化しにくい力(非認知能力)を高めることが重要だといわれています。千里丘中学校では、非認知能力の育成についても取り組んでいきます。

令和6年4月                  

校長 吉川 正晃