51年目へ新たな歴史を創りだす古中

~50年の時を越えた今 さらに一歩前へ~

校長 森田 直樹

 

 令和4年度が始まりました。本年度の生徒数及びクラス数は、中学校生活に期待と夢を抱き入学してきた、第51期生141名に新2年生134名、新3年生149名を加え、全校生徒数は410名となります。クラス数は全学年4クラス、支援学級6クラス、合計18クラスです。

 本校の教育目標は、

 1 自主・自立の精神を養い協力実践する生徒の育成

 2 豊かな心を持ち、身体的・社会的に健康な生徒の育成

 3 基礎的な学力を身につけ、勤労を尊び、創造性豊かな生徒の育成

となっております。

 また、今年度の始まりである入学式・始業式において全校生徒に、中学校生活をより充実したものにするために、「『なりたい自分』になるために、『仲間との協働』『コミュニケーション力』『主体性』という3つの視点を大切にして欲しい。」と話をしました。

 さらに始業式では、上記の3つの事に加え、『3つのわ(和・話・輪)』を大切にした学校生活を送って欲しいとも話しました。

 和(なごむ)…クラスが和む場になるようにしてください。

 話(はなす)…コミュニケーションを取り合い、お互いの考えや気持ちを伝えあってください。

 輪(つながる)…そしてクラス・学年が繋がり、古江台中学校全体が大きな輪となり「質の高い集団」に育ってくれることを期待しています。

 さて昨年度創立50周年を終え、今年度は51年目からの新たな『古中創造』に取組んでまいります。今まで先輩方が創り上げてきた伝統を継承しつつ、COVID-19対策・GIGAスクール構想・新学習指導要領 等、教育環境の大きな変化に対応しているところです。また、激変する社会情勢への対応も迫られています。SDGs・AIの進化・IoT(Internet of things)・脱炭素社会・働き方改革・グローバル化 等、今までの常識が通用しなくなってきています。このような予測困難なこれからの時代を生きる生徒たちに、様々な教育活動を通じて、「レジリエンス力(さまざまな環境・状況に対しても適応し、生き延びる力)」をつけてまいりたいと考えております。

 最後になりましたが、保護者・地域の皆様、COVID-19も3年目になりました。新たな変異種が次々と出現し、それまでの種に置き換わっています。オミクロン株からは、感染力が強く、若年層にも広がるようになりました。本校も、換気・マスク着用・黙飲黙食・手洗いうがいの励行等、出来るだけの感染症対策を取って教育活動を実践しております。ご家庭の方でも引き続き、手洗いうがいの励行・換気・外出時のマスク着用等の感染症対策をよろしくお願いいたします。今後の感染状況次第では、急な行事の中止や延期となることも予想されます。その際は、メール配信サービス「ミマモルメ」や学校ホームページにてお知らせいたしますので、ご理解・ご協力賜りますようお願いいたします。